まさか好きになるなんて!?
①彼と私について
はじめにこの物語の登場人物、二人について紹介します。私の名前はぐりこ。年齢は、21歳。スーパーでフリーターをしています。
彼の名前はカイ君、19歳、都内の大学生です。体型はやや痩せ型で身長は小柄、髪型は、黒髪で、モデルにいそうな顔立ちです。
②出会いは店員とお客。第一印象は良くない?
そんな彼と私の出会いの舞台は、東京都の上野でした。上野のチェーン店のカフェサンマルクで当時彼はバイトをしていました。
そこに、お客としてきていたのが、私。友達とよく上野に行っていたので、歩き疲れた時によく利用していたカフェでした。
2.3回彼と会うのが重なる日があり、よくシフトに入ってるなーとだんだん顔を覚えては来たものの関心は全くありませんでした。ある日、上野をいつものように、歩いていると、彼とすれ違ったのです。すれ違いざまにあれ?と振り返ると向こうも気づいたのか振り返りそこからたわいもない話しをしました。
その後、話が弾んでしまい、連絡先を交換して別れました。
連絡先を交換したものの、特別な感情がわくことはなく、逆に簡単に連絡先を聞くとは軽い人なのかな?と印象は悪くなる一方でした。
③男性に感じたギャップ効果
最悪の印象で好きになることは無いと思う人程、何かのふとした優しさや、さり気ない気配りと、二面性を見ることでギャップ効果が発動し、人は興味を抱き時に恋愛感情へとかわっていってしまうのです。私もそんなひとりになってしまいました。
④ついにデート
メールでのやり取りはしていたものの、スムーズに事が進み会うことになりました。
当時のメールは、こんな感じでした。
彼「今週の休日空いてる?」
私「土曜日なら空いてる。」
彼「どこかいかない?」
私「動物園行きたいかも。」
彼「上野動物園にしよっか!」
待ち合わせ時間は、お互いお昼を済ませてから会おうとなり13時。JR上野駅公園改札駅前でした。
待ち合わせに集合し、動物園にいったものの、話が続きません。
そんな私達を和ませてくれたのは動物でした。
私「凄い速さでうごいてるね、サル。こう言っちゃなんだけど面白い。」
彼「凄いね(笑いだした)」
この時見たはじめての彼の笑顔にときめいてしまいました。動物を見て、その後、解散し、デート時間は5時間程でした。この日の夜私は彼が動物を見る度に見せる笑顔が頭にやきついてしまい眠れませんでした。
⑤ 自分の心に問え
あなたは、好きな人と話しをする時、デートをする時、何を考えていますか?
きちんと会話ができてますか?
ここでは、実体験に基づいて、感じた好印象を持つ男性について、女性側の一意見として、参考にしていただけたらと思います。
先程にもあったように会話は、キャッチボールと言われ、話し手と聞き手がいることで成立します。話しに夢中になって、自分ばかり話していませんか?相手の事を考えて、お話ししましょう。相手が話しに乗っかりたそうでしたら聞き役に徹しましょう。
また、さり気ない気遣いも女性にとっては嬉しいものです。
二人で歩く時、道路側を男性が歩いたり、レストランの席でクッションのある方を女性に座らせたり、さり気ない優しさが女性の胸にグッとくるのです。もちろん、男性にばかりに要求するのではなく、女性も女性に出来る気遣いをしてお互いが、お互いを思いやれる相手となるといいですね。
⑥ その後の話し
彼と2回目のデートの後、告白され付き合いました。
この出来事は、7年前のはなしです。彼とは1年で別れてしまいましたが、今でもふと思い出すことがあります。
私の体験が片思いされてる男性の方の参考に少しでもなりましたら幸いです。