恋愛相談と恋愛コラム by 恋愛アドバイザー　コウセイ

コウセイです。

告白して振られてしまう。

なぜこのパターンがあまりに多いのでしょうか。

好きになったら告白
という戦略しか持っていないことと、

女性も告白されてそうそうイエスとは
言えないといったことが
原因としてあります。

たとえば、あなたが
飲み会や合コンといった集まりや、
どこかで知り合った女性がいて、
連絡先を交換することができたとします。

そして、ラインで何度かやり取りして
食事に誘い、OKをもらうことができた。

あなたはテンションが上がり、
その子のことが頭に浮かぶことが多くなります。

その子と食事に行って、
仕事の話しとか趣味の話しで
3時間くらい楽しく話しをして、
その日はそれで解散しました。

ここの段階で次のデートがない
返信が来なくなるというパターンも
多く出てきますが
今回は、食事に行ったあとも
相手の反応はいいとします。

ラインを送ったら返信がちゃんと返ってくる。

楽しく会話もできる。

そして、2回目のデートに誘います。

相手が映画がけっこう好きだと言うことで、
映画でも見に行こうという話しになりました。

映画の前に街を歩いてちょっとお店に
入ったりして、
ウィンドウショッピングを2人で楽しみます。

映画もおもしろく、
その後食事に行って、
その日も楽しく過ごすことができました。

そして、ラインのやり取りが続き、
3回目のデートに誘います。

これまで相手もとても楽しそうにしている。
会話も弾むし、いい感じだ。

そこであなたは、
3日目のデートでは告白するぞ
と決意しました。

3回目のデートは、
横浜に行くことになった。

景色のいいところに行って、
いい雰囲気の場所で告白するぞと
意気込んで挑みます。

半日楽しく過ごして、
雰囲気のいいレストランで食事。

外に出るとすっかり夜になっていて、
少し歩いて、
公園で2人でベンチに座る。

そこで、
勇気を振り絞って告白します。

「お、俺、ずっと好きでした。
付き合ってください。」

「・・・
いっしょにいてすごく楽しいし、
すごくいい人だと思うけど、
そういう対象としては見れないんだよね。。ごめんなさい。。」

その後はきまずい雰囲気のまま
作り笑いをしながら会話して、
じゃあ、と2人は家に帰ります。

そして2人は、もう会うことはありませんでした。

よくあるパターンです。

うまくいくと思ったのに、
告白したら振られてしまう。

本当によくあるパターンです。

1回目2回目のデートの後、
相手から返信がこなくならない時点で
まだいい方なのですが、
やりとりが続いたとしても、
こういう結果になることが多いのです。

女性の本心は、
一緒にいたら楽しいけれど、
「好き」ではなかったのです。

そう簡単に好きにならないのです。

実は、このパターンで、
告白という手段に出なければ
うまくいった可能性が全然ありました。

しかし、告白という最終手段を使ったことによって
2人の関係は終わってしまいました。

告白というのは、
相手が明らかに自分のことが好きな時でなければ、
「はい」という答えはもらえないものなのです。

告白をOKするということは、
女性にとって大きな大きな決断なのです。

OKして付きあうことになった場合、
キスもOKということですし、
体も許すことになる。
自分の時間も減りますし、生活に大きな変化が起こることなのです。

好きという気持ちになっていない相手に対して、
たとえ相手のことをいいかなと思っていても、
簡単にイエスと言えるようなものではないのです。

ファミレスに行って、
メニューを選ぶという小さな決断すら
簡単にできない女性も多いのに、
いきなり告白されて、
イエスかノーかすぐ選ぶことなどできるはずがありません。

イエスを選べば自分の人生が変わってしまうなら、
安全な現状維持のノーを選ぶに決まっています。

「好きになったら告白」
というのは中学生の恋愛です。

もちろん告白がうまく行く時はあります。

相手も自分と付きあう気がある時です。

相手が自分のことを好きになっていたり、
相手も彼氏が欲しいと常々思っている時です。

このタイミングで告白すれば、
うまくいくので、それがベストではあります。

30を超えて、結婚しないといけないという強い強迫観念を持っていて、
その時に自分が現れていい感じの雰囲気になっていれば、
じゃあ付き合ってみようかな
となることもあるでしょう。

しかし、
大好きな状態でもなく、
彼氏が欲しいという強い気持ちもなく、
普通に仲いいくらいの相手だったら
告白にイエスという答えは言えません。

「告白せずにどうやって付きあうのですか？」

そういう疑問も浮かぶでしょう。
そういうご質問も多く頂いてきました。

告白を絶対にしてはいけない
ということではありません。

告白のタイミング、告白の仕方にもよります。

先ほどお話したように、
相手が自分のことを好きになってないタイミングで
自分のタイミングでイチかバチかで告白すると
振られることになります。

そして、もう一つ、
告白というのが、
「好きです。付き合って下さい」
というセリフだと、どこかで思い込んでしまっています。

別に付き合って下さいって言わなくていいんです。
好きだと伝えるだけでもいいんです。

付き合って下さいとイエスかノーかを迫るから
女性を迷わせノーと言わせることになります。

「俺、○○のこと、好きだわ」
と伝えるだけなら、
だから付き合ってという話はしていません。
それで十分です。

そこでいい雰囲気ならキスすればOKということでしょう。

テレビの影響で、中学生のように
「好きです。付き合って下さい」
というベタベタなセリフである必要はありません。

もちろん男性が女性に告白して
付きあうことになるのがお互い理想の流れですし、
そうなることもあるでしょう。

しかし、
告白が絶対ではありません。

女性の気持ちが完全に男性に向いている時以外は
女性は告白されてイエスとは言いません。

明らかに2人がいい感じで、
女性が自分のことを明らかに好きな時でなければ
付き合ってなどと言うべきではありません。

そして、相手が確実に自分のことを好きという状況になることは、
そう多くはないでしょう。

告白する以外でどうやって付き合えばいいのか？

その一つは、

既成事実を作ってしまうこと。

です。

簡単に言うと、

手をつないだり、
キスや体の関係を持った後に、
付きあうことにする

ということです。

女性は、男性に告白してほしいとか、
付き合っていない人とそんなことしないとか言いながら、
告白されていないのに
男性とキスしたり体の関係を持つことなど
しょっちゅうあります。

ある程度男性経験がある女性なら、
付きあう前にキス体の関係を持った経験は
確実にあるでしょう。

そこで終わりという経験もしているでしょうが、
それは相手が遊びだったからちゃんと付きあうことにならなかっただけで、
お互い付きあってもいいと思っていたなら
そのまま付きあうことになったはずです。

キスをしたから好きになった。
体の関係を持ったから確信した
ということはあるのです。

女性は優柔不断なので、
中途半端な気持ちの時に
付きあう、付き合わないという
イエスかノーを求めても、
決断できません。

それなら既成事実を作ってしまえば
女性も心おきなく付きあうことができるでしょう。

ある程度の雰囲気を作って、
そこで好きという言葉を伝えるかどうかはその時の状況によりますが、
女性のことを好きという自分の気持ちを相手に感じさせ、
既成事実をつくる。

男性が女性に、
キスや体の関係を求めた時に、

「まだ付き合ってないのに」

という言葉を女性が言うことがありますが、
それは「付きあうことになればOK」ということです。

その瞬間、男性からの告白を求めているのです。

それはある意味、女性からの告白です。

それならそこで付きあうことにすればいいだけです。

これは衝撃的な事実かもしれませんが、

モテる男ほど、付き合ってくださいなどとは言いません。

そして、

モテない男ほど、簡単に告白をします。

モテる男は、
告白などせず、いい雰囲気を作って、
既成事実を作ってしまったり、
そういう流れを作って、
付き合うことにしたり、
女性に告白を求めさせます。

もちろん相手が自分に好意を持っていないのなら、
そういうことはしません。

あとひと押しの時です。

明らかに相手が自分のことを好きで、
付き合おうと言えば確実に付き合える状況なら、
告白して付き合えばいいでしょう。

そうでないなら、
相手が自分に好意を持っていて
あと一押しの状況になることを目指し
そこで既成事実を作ること。

自分に好意を持っていないなら、
はなから無理なので、
そこは最低限の条件です。

そして、既成事実を作って
女性の意思が固まったら付き合おうと言えばいいですし、
直前で告白を求めてきたら、
告白してあげて、既成事実を作ればいいです。

相手の気持ちが読めず、
相手が好意を持っていない、
全然付き合うのに程遠い気持ちのときに、
体の関係を求めて失敗することも多々あるでしょう。

なかなか簡単ではないですが、
好きになったら告白
という考え方だけは変えなければならないでしょう。

もう一度言いますが、
告白が絶対にいけないということではありません。

告白がうまくいくタイミングもありますし、
断られても断られても好きだ好きだと
言い続けてうまくいった人もいるでしょう。

告白するなら、告白するタイミングを
間違ったらうまくいかないということと、
好きになったら告白という戦略しか持っていないとまずい
他にも道はあるということです。