恋愛相談と恋愛コラム by 恋愛アドバイザー　コウセイ

コウセイです。

女性に奢るべきか、奢らないべきか
という論争はどれだけ時代が変わっても
なくなることがありません。

あなたも女性に奢るべきかどうか
迷った経験があるのではないでしょうか。

奢りたくないと思っている男性もたくさんいますし、
奢らない男を見下す女性もたくさんいます。

女性の中でも、別に割り勘でいいと思っている
女性もいれば、
中には、奢らない男性のことを
ボロカスに言う女性もいます。

いろいろな女性がいるのですが、
割り勘でいいと思っている女性はいるとはいえ、
男が奢るべきと思っている女性がいることは
間違いない事実です。

そうでなければ、奢るべき、奢らないべき
という話題は出てきません。

そもそもなぜ女性に奢るべき、という話が出てくるのでしょうか？

なぜ男が奢るべきと考えている女性がいるのでしょうか？

女性は貧しいから男性にお金を出してほしいわけではありません。

女性はせこいから男性にお金を出してほしいわけでもありません。

男性の方が収入が多いから、男性に奢ってほしいわけでもありません。

女性が男性に奢ってほしい本当の理由は、

女性は男性に出してもらうことによって、
大事に扱ってもらっていると感じるからです。

自分を価値がある女性として扱われている
と感じるからです。

だから、プライドの高い女性は、
男性に割り勘にされた時に、
自分を価値がない女性として扱われたことが
許せないのです。

失礼な扱いをされたと感じ、その結果、
ぼろかすに男性をけなすわけです。

女性にとって男性が奢るという行為は、
レディファーストと同じことです。

車のドアを開けてあげるのと同じような行為です。

女性は別にドアが開けられないくらい力がない
わけではありません。

自分で開けることは当然できます。

男性が自分のためにドアを開けてくれるという行為が嬉しいわけです。

自分から男性に、
私にレディファーストしなさいよ
と言うのはおかしいので言えないですが、
やはりそういう扱いをしてほしいものです。

自分を大切に思ってもらっているとか、
自分を大事に扱ってもらっているとか、
自分に敬意を持って接してもらっているとか、
自分に価値を感じてもらっているとか、

そう感じて嬉しいからです。

女性が男性に奢ってほしいというのは、
そういうレディファーストのような扱いをしてほしいと望んでいるということです。

別にお金を出してもらって、自分が得したい
と考えているわけではありません。

女性の中には考えがエスカレートしてしまい、
「奢らない男は人として有り得ない」
「男は奢らないなら誘ってくるな」
というような高飛車な考えをしている女性もいますが、
それは行き過ぎです。

お金の問題ではなく、気持ちの問題です。

別に奢らなければ恋愛に発展しないわけではありません。

女性が男性のことを追いかけている状態なら、
むしろ女性の方が「自分が出すよ」
と言ってくるでしょう。

また、会社の後輩の奢るのと、
男性が女性に奢るのは、全く違う行為です。

会社の後輩に奢るのは昔から引き継がれてきた伝統のような部分もありますし、
見栄の部分もありますし、
理由はよく分からないけど、そういうものだから
という部分もあります。

男性が女性に奢るという行為は、
レディファーストであり、
女性をエスコートする一つの方法です。

男性は相手のことを大事に思っているのなら、
自然と「俺が出すよ」という気持ちになってもおかしくはありません。

奢るという行為はもちろんお金はかかります。

女性と関わる上で、ある程度仕方がありません。

とはいえ、無理をする必要はありません。

自分に合ったデートコースで誘えばいいですし、
お金を出さないからこの男は無い
と思うような女性なら、
切り捨てればいいです。

奢るとはレディファーストなんだと思えば、
奢るという行為が今まで抵抗があっても、
自然に受け入れられるのではないでしょうか。